「ヒューロン湖上空でUAPを撃墜」と題された46秒の映像(2023年2月12日)
機密ネットワークにアップロードされていた46秒の映像。AAROは、2つのコントラスト領域の間の「運動エネルギーによる相互作用」が写っているように見える、と述べています。
映像は米国防総省の公式配信サービス DVIDS から再生されます。再生できない場合は DVIDS公式ページ でご覧ください。
- 発生場所
- ヒューロン湖上空(題名による)
- 発生時期
- 2023年2月12日
- 提出元
- AARO(機密ネットワーク上の資料)
- 記録手段
- 赤外線センサー(AAROの推定)
- 映像の長さ
- 46秒
- 資料番号
- DOW-UAP-PR071
2026年3月6日、米下院議員8人が、国防総省と情報機関が保有しているとされる、UAP関連の可能性がある51件の記録の開示を求めました。AAROは、機密ネットワーク上にある該当資料の一群を特定しました。これらの資料の多くは、保管・管理の経緯(チェーン・オブ・カストディ)が裏付けられていません。AAROは、この映像(アップロードした人物が付けた題名は「USAF ANG F-16C (callsign [CALLSIGN]) Shoots Down UAP over Lake Huron with [Weapon System], 12 Feb 2023」)は、2023年に米北方軍の担当区域で運用されていた米軍プラットフォーム搭載の赤外線センサーに由来する可能性が高いと評価しています。アップロードは2023年2月です。国防総省のPURSUE第2弾(2026年5月22日)で公開されました。
映像の描写(AARO)
11秒の時点で、センサーは、視野の中央にあるコントラスト領域に焦点を合わせます。20秒の時点で、映像は、2つの異なるコントラスト領域の間の、運動エネルギーによる相互作用(kinetic interaction)を描いているように見えます。最初の被写体が、放射状に散らばるパターンで破片に分かれ、高エネルギーの出来事を示唆しています。
この描写は情報提供のためのもので、事案の妥当性・性質・重要性についての分析上の判断や結論を示すものではない、とAAROは注記しています。
編集部より
題名や画面に出る文言は、機密ネットワークにアップロードした人物が付けたものです。AAROは、これらの資料の多くで出所の裏付けが十分でないと注記しています。題名の「撃墜」や、兵器名の伏せ字([Weapon System])、機体名(空軍州兵のF-16C)は、アップロードした人物の表現です。AAROは映像の描写として、「運動エネルギーによる相互作用に見える」と述べるにとどめ、事案の性質については、判断を示していません。
資料出典:米国防総省「war.gov/UFO」/ 映像配信:DVIDS。 本文はAARO(全領域異常解決室)が公開した英文の資料説明を編集部が日本語化・要約したものです。米政府職員が職務上作成した著作物はパブリックドメインです。