「アフガニスタン上空、雲を出入りする球状のUAP」と題された47秒の赤外線映像(2020年11月)
機密ネットワークにアップロードされていた47秒の映像。アップロードした人物が、拡大、強調処理、速度を落とした映像を挟んでいます。
映像は米国防総省の公式配信サービス DVIDS から再生されます。再生できない場合は DVIDS公式ページ でご覧ください。
- 発生場所
- 場所非公開(題名は「アフガニスタン上空」)
- 発生時期
- 2020年11月23日
- 提出元
- AARO(機密ネットワーク上の資料)
- 記録手段
- 赤外線センサー(AAROの推定)
- 映像の長さ
- 47秒
- 資料番号
- DOW-UAP-PR055
2026年3月6日、米下院議員8人が、国防総省と情報機関が保有しているとされる、UAP関連の可能性がある51件の記録の開示を求めました。AAROは、機密ネットワーク上にある該当資料の一群を特定しました。これらの資料の多くは、保管・管理の経緯(チェーン・オブ・カストディ)が裏付けられていません。AAROは、この映像(アップロードした人物が付けた題名は「Spherical UAP over AFG in and out of clouds 23 Nov 2020」)は、2020年11月に米中央軍の担当区域で運用されていた米軍プラットフォーム搭載の赤外線センサーに由来する可能性が高いと評価しています。アップロードは2024年6月です。映像は、機密ネットワークにアップロードされる前にデジタル加工されており、受け取ったままの状態で公開されています。国防総省のPURSUE第2弾(2026年5月22日)で公開されました。
映像の描写(AARO)
00:00〜00:02:黒い画面に「zoomed in.」(拡大)と表示されます。00:03〜00:10:コントラスト領域が、画面の左上の隅付近に見え、左から右へ横切って、背景に対して目立たなくなります。00:11〜00:12:黒い画面に「sharpened, zoomed motion tracked contrast enhanced slow to 60% speed.」(シャープ化、拡大、動きの追跡、コントラスト強調、60%の速度に減速)と表示されます。00:12〜00:28:映像が、速度を落とし、拡大率を上げて再生されます。00:28〜00:29:黒い画面に「original video.」(原映像)と表示されます。00:30〜00:47:コントラスト領域が、画面の上端の中央付近に現れ、左下へ向かって移動し、そのあと右へ動いて、背景に対して目立たなくなります。
この描写は情報提供のためのもので、事案の妥当性・性質・重要性についての分析上の判断や結論を示すものではない、とAAROは注記しています。
編集部より
題名や画面に出る文言は、機密ネットワークにアップロードした人物が付けたものです。AAROは、これらの資料の多くで出所の裏付けが十分でないと注記しています。題名の「AFG」はアフガニスタンの略で、アップロードした人物の表現です。画面の注記(「シャープ化」「コントラスト強調」など)は、映像の加工内容を示すものです。
資料出典:米国防総省「war.gov/UFO」/ 映像配信:DVIDS。 本文はAARO(全領域異常解決室)が公開した英文の資料説明を編集部が日本語化・要約したものです。米政府職員が職務上作成した著作物はパブリックドメインです。