「雲の中の球状のUAP」と題された1分10秒の赤外線映像(黄海、2023年1月)
機密ネットワークにアップロードされていた1分10秒の映像。同じ映像が、別の題名で別の人物にもアップロードされています(PR57b)。
映像は米国防総省の公式配信サービス DVIDS から再生されます。再生できない場合は DVIDS公式ページ でご覧ください。
- 発生場所
- 黄海上空(AAROの推定)
- 発生時期
- 2023年1月
- 提出元
- AARO(機密ネットワーク上の資料)
- 記録手段
- 赤外線センサー(AAROの推定)
- 映像の長さ
- 1分10秒
- 資料番号
- DOW-UAP-PR057a
2026年3月6日、米下院議員8人が、国防総省と情報機関が保有しているとされる、UAP関連の可能性がある51件の記録の開示を求めました。AAROは、機密ネットワーク上にある該当資料の一群を特定しました。これらの資料の多くは、保管・管理の経緯(チェーン・オブ・カストディ)が裏付けられていません。AAROは、この映像(アップロードした人物が付けた題名は「Spherical UAP in clouds」)は、2023年1月に黄海の上空で運用されていた米軍プラットフォーム搭載の赤外線センサーに由来する可能性が高いと評価しています。アップロードは2024年6月です。国防総省のPURSUE第2弾(2026年5月22日)で公開されました。
映像の描写(AARO)
00:00〜00:06:映っているものはありません。00:07〜00:08:コントラスト領域が、センサーの視野に左から入り、画面の右側の中央付近から出ていきます。00:09〜00:20:センサーはパンし、ズームの倍率を何度も切り替えます。00:21〜00:31:コントラスト領域が、画面の左側から入ります。領域は、背景に対して判別できなくなります。00:32〜00:34:センサーがズームインします。画面の中央付近で、コントラスト領域が背景に対して判別できるようになります。00:35〜00:52:センサーは、領域を左から右へパンして追尾します。00:53〜00:56:センサーがズームインします。コントラスト領域が、画面の下3分の1を、左から右へ横切ります。00:57〜01:10:映っているものはありません。
この描写は情報提供のためのもので、事案の妥当性・性質・重要性についての分析上の判断や結論を示すものではない、とAAROは注記しています。
編集部より
題名や画面に出る文言は、機密ネットワークにアップロードした人物が付けたものです。AAROは、これらの資料の多くで出所の裏付けが十分でないと注記しています。AAROは、この映像は DOW-UAP-PR57b(別の題名は「[Platform] observes UAP in East China Sea 05 JAN 2023 INDOPACOM」)と同じものだと注記しています。2人のアップロード者が、機密ネットワーク上で同じ素材に別々の題名を付けたためです。
資料出典:米国防総省「war.gov/UFO」/ 映像配信:DVIDS。 本文はAARO(全領域異常解決室)が公開した英文の資料説明を編集部が日本語化・要約したものです。米政府職員が職務上作成した著作物はパブリックドメインです。