1952年、ユタ州トレモントン付近で海軍の准尉が撮影した「明るい物体の群れ」の16mmカラーフィルム
1952年7月2日、米海軍の准尉が撮影して米空軍に提出した、明るい飛行物体の群れの16mmカラーフィルム。のちにプロジェクト・ブルーブックが検討した映像事案の一つです。
映像は米国防総省の公式配信サービス DVIDS から再生されます。再生できない場合は DVIDS公式ページ でご覧ください。
- 発生場所
- アメリカ/ユタ州トレモントン
- 発生時期
- 1952年7月2日
- 提出元
- 米空軍(プロジェクト・ブルーブック資料)
- 記録手段
- 16mmカラーフィルム(手持ちカメラ)
- 映像の長さ
- 1分10秒
- 資料番号
- DOW-UAP-PR159
1952年7月2日、米海軍の准尉デルバート・C・ニューハウス(Delbert C. Newhouse)が、ユタ州トレモントン付近で、手持ちのベル&ハウエル社製「オートマスター」カメラを使い、明るい飛行物体の群れを目撃してフィルムに収めたと報告しました。映像はその直後に米空軍へ提出され、1952年から1969年まで続いた米空軍のUFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」が検討した映像事案の一つになりました。ここで公開されているのは、16mmのコダクローム(カラーフィルム)のプリントをデジタル化したもので、国防総省のPURSUE第6弾(2026年9月18日)で公開されました。
資料の説明(AARO)
映像は細部が乏しく、位置の基準になる固定物もないため、決定的な結論には至らなかったとされています。映像は55秒以降、無関係とみられるミシン機器の実演映像に切り替わります。このため、現存するフィルムは複数の映像をつないだもの、または再利用されたプリントである可能性がありますが、いつ・どのように組み合わされたのかは、記録から確認できないとされています。フィルムに添付された記録(本アーカイブ収録の資料 DOW-UAP-D102)によると、この映像はもともとアイダホ州の山の風景と組み合わされていましたが、今回のデジタル化では保存されていません。
編集部より
UAP事案として扱われるのは、映像の冒頭の約55秒です。資料 DOW-UAP-D102 は、ブルーブックの「トレモントン映像」に関するファイルで、PURSUE第6弾の中心的な資料の一つです。同じ第6弾では、1952年の講演の記録(DOW-UAP-D154)と音声(DOW-UAP-PR160)も公開されています。AAROの説明は、この映像が「結論に至らなかった」事案であることを示すもので、映っているものの正体について何かを断定するものではありません。
資料出典:米国防総省「war.gov/UFO」/ 映像配信:DVIDS。 本文はAARO(全領域異常解決室)が公開した英文の資料説明を編集部が日本語化・要約したものです。米政府職員が職務上作成した著作物はパブリックドメインです。