キプロス上空で旅客機パイロットが2時間超の未確認光 欧州委員会「レーダーの下」で監視強化
オランダの旅客機パイロットが2023年、中東からオランダへの飛行中にキプロス沖上空で乗員6人とともに2時間以上にわたり説明のつかない光を目撃していたことが2026年8月17日、Euronewsの独自報道で明らかになりました。欧州委員会は2023年以降、UAP報告を非公式に監視してきたことも判明しています。
Euronewsのマルタ・パチェコ記者が2026年8月17日に報じたところによると、オランダの商用パイロット、ロブ・アッカーマンス氏は2023年、中東発オランダ行きの便を操縦中、キプロス付近の上空で3つの光を目撃しました。同乗していた5人の乗員とあわせ計6人が2時間以上にわたって現象を観察したといいます。アッカーマンス氏は「一つの光が急に非常に明るくなり、その後ゆっくり消えていった。奇妙だったのは、3つの光のうち1つが残りの光の周りを操縦するように動いていたことだ。空軍が『ドッグファイト』と呼ぶような動きに見え、その後2つないし3つすべてが再び消えた」と証言しています。
もう1件、ギリシャ上空でも高高度の光
同じ報道では、別の商用パイロットであるクリスティアン・ファン・ハイスト氏が2005年、ギリシャ上空で夜間着陸の際に、非常に高い高度を移動する明るい光を3回目撃し、それぞれ瞬時に加速して消失したとする証言も紹介されています。同氏は本サイトが既報の2024年欧州議会意見交換会でも証言していた人物です。
欧州委員会は2023年から非公式に監視
Euronewsが入手した欧州委員会防衛部門の文書には「我々の技術的能力が向上するにつれてUAPをより良く見て識別できるようになってきているが、さらに改善が必要だ」との記述がありました。委員会は2022年10月、マレーシアの天文愛好家の父子から説明のつかない37個の物体を撮影した画像を送付された経緯があり、これを機に非公式な監視を続けてきたとみられます。ただし委員会はこの申し出について、自らの所管外であることを理由に正式な調査は行わなかったとされています。
「加盟国の責任」、EASAは「安全上の系統的な問題は認識せず」
欧州委員会は、UAPへの対応は各国の安全保障上の優先順位に従う「加盟国の責任」であるとの立場を示しています。欧州航空安全機関(EASA)も取材に対し、現時点で「UAP報告が系統的な航空安全上の問題を示唆する証拠は認識していない」と回答しました。EU加盟国の中でUFO報告調査のための国家資金による専門センターを持つのは、現在のところフランスのみです。
編集部注:本記事はパイロット個人の証言と欧州委員会の内部文書に基づく報道を要約したものです。目撃現象の正体は特定されておらず、欧州委員会・EASAともに現象が地球外起源であるとする根拠は示していません。
出典: Euronews(Marta Pacheco, 2026年8月17日) (本文は同出典の報道内容を編集部が要約したものです)
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