夜中まで資格試験の勉強をしていたときのこと。
長屋タイプの仮設住宅に住んでいたわたしの玄関先にヒュンヒュンと高速で縄跳びをするような音を聞いたのを意識した瞬間。
音が隣の世帯の玄関先へ移動。
何の音?やだな…と思うと、次には音が家の中に入ってきて、わたしの後ろに来た。
こわくて振り向けないでいると、もうすぐに聞こえなくなった。その時間としては、数十秒の出来事。
2016年3月11日の夜中のことなので、実質は12日のこと。
冬の終わりになると、あれは一体何だったのか?と思い返す。
津浪で亡くなった親戚か、友人かが、挨拶に来たのか、
UFOか何だったのかは分からない。